【32カ国目】オーロラ待ちのフェアバンクス編 [新婚旅行で世界一周♪]
アラスカへは、これるかどうかわからなかったため、なんの情報も持っていませんでした。
どこかで見たガイドブックに、
同じ場所に3日滞在すればオーロラと出会える可能性は高い
と、書いてあったので、3日ならば、とニューヨークからシアトルを経由してやってきました。
でも、11月はオーロラの観測には向かない季節だったらしい。
なんで今きたんだ、2月か3月ならいいオーロラが出るのに、
と、何度言われたことか。
11月は天候が安定しないため、なかなか夜、晴れ間がみえません。
オーロラは晴れてくれないと見れないから、やっぱり不利。
ニューヨークからシアトルへは6時間ほど。
夜について、翌朝の飛行機でフェアバンクスへ向かいます。
ホテルで1泊するのもくやしいので、シアトルの空港で夜明かし。
24時間営業のスタバでねばります。
スタバのポスター。
全部行った国だったことに、なんか感慨深い思いを抱きました。
フェアバンクスまではこんな景色が続きます。
白銀の世界。延々と連なる山。
アラスカ航空。
おじさんがとっても気になります。
私たちの乗った普通の機体には、おじさんの下のピンクの花は描かれていません。
これは、ハワイへ飛ぶ飛行機なのです。
アラスカ航空がハワイって、なんか似合わない。
フェアバンクスはマイナス20度。
空気が刺すようなとげとげしさを持っています。
オーロラを見るために選んだ宿、ノーザンスカイロッジ。
どどーん。
でっかいネコ、タイガーです。
タイガー、体の割りにおとなしくって、かわいい声で鳴きます。
周辺には本当に何もないので、スーパーでいっぱい食料品を買い込んできました。
ありえない量のドーナツ。
でもこれ、3日くらいで食べきったの。ありえねー。
ここ、フェアバンクスで、われわれは入籍1周年記念を迎えました。
スパークリングワインと、コスタリカで買ったコーヒーチョコにフルーツでお祝い。
夜。
毎夜、オーロラ観測を続けていました。
30分置きに外にでて空を見上げます。
それを20時くらいから翌朝6時過ぎまで。
昼夜逆転生活。
明け方。
あぁ、今日もやっぱりオーロラは出てこない。。。
11月の中旬と言うだめな時期にきたせいで、3日間同じところに滞在したにもかかわらず
オーロラを見ることはできませんでした。
どうしてもあきらめられない私たちは、話し合いの結果、
宿を変えてあと4日間だけ延泊して希望をつなぐことに。
2度目の買出し。
スーパーにはクリスマス商品がずらり。
今度のホテルは、オーロラ中継をネットでやっていました。
ここにカメラが設置されてるの。
新しいホテルに移って、3日目。
そのときはついに訪れました。
待った甲斐があったというもの、だ。
インターネット上のモニタにうっすらと緑の陰をみつけた旦那さん。
呼ばれて一緒に外へでてみると!
どどーんっ!
ふわふわした帯が刻々と姿を変えていきます。
嬉しさのあまり、たくさん写真を載せてしまいました。
最初に発見してから、消えてしまうまで約2時間、寒かったけど、
神秘的で、とっても素敵な光景に見入っていました。
粘り勝ち、だね。
フェアバンクスの雪は、結晶で降ってくる。
車で1時間ほど進んだところに、ノースポールという町があります。
そこにあるのが、これ。
サンタクロースハウス。
クリスマスになると、サンタクロースから手紙を送ってもらおうとかいう宣伝、
みませんか?
それ、ここです。
中にはオーナメントがたっくさん。
選びきれないほど並んでいます。
外にあるモニュメント。
赤と白のかわいらしい建物。
敷地の裏にはトナカイが。
サンタさんと、クローズ婦人、だそうです。
オーロラもサンタクロースハウスも堪能して、ついにフェアバンクスをあとにする日が。
夜の飛行機で、シアトルへ。
シアトルから成田行きのノースウェストに乗りました。
久々の日本語アナウンスや、日本人、そして一人一人についているモニタでは
日本語吹き替えの映画が!
・チャーリーとチョコレート工場
・ザ・マジックアワー
・マンマミーア
の3本を楽しみました。
あー、あと少しで成田についちゃうー。(泣)
そして我々の乗ったノースウェストは、無事に茜色に染まる成田へと着陸したのでした。
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